篆刻美術館

印章の歴史と文化

古河の篆刻美術館へ行って参りました。

篆刻美術館は、茨城県古河市にある日本で唯一の篆刻の魅力を紹介する専門美術館です。
古河の街は、古くは万葉集に「こがの渡り」と歌われた利根川と渡良瀬川の合流地で、茨城・埼玉・栃木・群馬の4県が接する関東平野の中心に位置します。
足利公方以来の城下町、江戸時代には日光街道の宿場町として栄え、現在も町のあちこちに歴史をしのばせる面影を残しています。篆刻美術館の建物も貴重な古い石蔵を改修したもので、国の登録有形文化財に登録されています。


この美術館は、古河の篆刻家・生井子華の作品を中心とし、他には石井雙石、二世中村蘭臺などの著名な篆刻家の作品、および、篆刻に用いられる封泥や石印材などが展示されています。
平成3年、生井子華先生の没後1年、先生の業績を顕彰するための記念室が設けられ、いつでも作品が鑑賞できるよう公立の立場で創設された貴重な美術館となっています。
生井子華の作品集と篆刻美術館のしおり
篆刻美術館の記念スタンプ

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