東京都の特別名勝、六義園(りくぎえん)に訪れました。
六義園は、徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳澤吉保が1702年(元禄15年)に築いた回遊式築山泉水の大名庭園です。この庭園は、和歌の趣を基調としており、明治時代には三菱の創設者である岩崎彌太郎の別邸となりました。昭和13年には東京都に寄付され、特別名勝に指定されました。
「六義園」という名称は、和歌の分類である六体に由来しています。
園内を巡る園路では、和歌や中国古典に詠まれた名勝が各所に配置され、その景観を楽しむことができます。穏やかな静寂と美しさに包まれ、心身ともに癒やされる優雅な時間を過ごすことができました。
六義園の記念スタンプは、内庭大門から見る枝垂桜がデザインされています。
日付が入る記念スタンプは、リーフレットの裏表紙に捺印できるようになっており、訪れた方々が楽しそうに捺印していました。ただし、リーフレットがツルツルのコート紙なので、普通のスタンプ台ではインクが乾かず、少し残念な感じでした。この美しいデザインを活かすために、普通紙の捺印用紙も用意されていると、より鮮明で汚れずに捺せるのではないかと感じました。
東京都文化財庭園 六義園
追記 3月31日枝垂れ桜を見に行きました。
内庭大門から見る枝垂桜です。