京都 鹿苑寺(金閣寺) 御守護印

御朱印

娘が修学旅行で訪れた金閣寺で、拝観券の代わりに「お札」をいただいて参りました。
お札の中央には「金閣舎利殿御守護」とあり、安全や学問の成就を願う祈願文と、金閣寺の正式名称(鹿苑禅寺)、所在地である京都北山が書かれています。
下部には「如意吉祥(にょいきっしょう)」という吉祥句。これは「思いのままに吉事が訪れますように」という意味が込められています。
印は、上に「三宝印(仏・法・僧)」。
下には「鹿苑禅寺」の印が捺されています。
金閣寺の拝観券がなぜお札なのかというと、京都市が導入を試みた「古都保存協力税」とうい課税に対し、「拝観料は信仰に基づく志納金であり、課税対象ではない」との見解から拝観料を単なる入場料ではなく、金閣舎利殿の尊いご加護を授かる証しとしてのお札に対する「お布施」と位置付けたことに由縁します。
これにより金閣寺では、拝観券ではなく、参拝により神聖なるご縁を感じ、「守護」をいただくお札の形として、今日に受け継がれているそうです。

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